札幌交響楽団×オフィスキュー 人々を勇気づけるプロジェクトとは

森崎博之さんや大泉洋さんが所属するオフィスキューと札幌交響楽団が手を組んで、あるプロジェクトを始めました。

大泉洋さんらが所属する芸能プロダクションオフィスキューの全タレントがリモートで歌う「ともに生きよう」この曲は森崎博之さんが作った、コロナの時代に生きる人々への応援歌です。

新型コロナウイルス感染拡大による深刻な影響は芸術の分野にも及んでいました。ここは5か月間演奏が行われていない北海道札幌市のコンサートホールKitaraです。そこで、森崎さんを待っていたのは、札幌交響楽団のコンサートマスター田島高宏さんです。

札幌交響楽団コンサートマスター 田島高宏さん「7月末までに60の演奏会がなくなり、損失額は3億円に迫る勢い。本当に時が止まっている。」

2月の下旬から7月まで札幌交響楽団のオーケストラとしての活動はゼロ。楽団員の個人練習やリモートでの発信だけが細々と行われていました。取材時、釧路出身のトランペット鶴田麻記さんは実家に戻っていました。

札幌交響楽団トランペット 鶴田麻記さん「お医者さんとか一生懸命働いているけど自分たちは何もできなくて悲しい。札響に復帰できるのか不安。」

そこで、オフィスキューは同じ北海道で生まれたエンターテイメント集団として、今、存続が危ぶまれている札幌交響楽団の支援に乗り出します。「ともに生きよう」の札響バージョンを収録。それをCD化してクラウドファンディングによる寄付を集めようと言うのです。札響の楽団員に「ともに生きよう」オーケストラバージョンの楽譜が届きました。この演奏は実に五か月ぶりの活動となります。

札幌交響楽団チェロ 小野木遼さん「オーケストラはある意味『ともに生きよう』じゃないですけど、家族ですから。悲観しているというよりはワクワクしている楽しみにしている感じです」


北見北斗高校から東京芸大に進んだ小野木遼さん。聖飢魔Ⅱやアニメソングにも取り組むなど異色のチェリストです。オフィスキューと札響がコラボすることを聞かされ、「オフィスキューは小学校から見ていたので、ミスターと大泉とナックスと。楽しみだなと思ったのと、寄付をしてくれるのを聞いたときは、道民の結束をすごく感じて」と話しました。

オーケストラ版「ともに生きよう」の在宅での練習が始まりました。コントラバスの吉田聖也さんは東京葛飾区出身。オーディションで札響に入団しました。

札幌交響楽団コントラバス 吉田聖也さん「すごく楽しみな気持ちなんですが楽しみ半分、不安半分。久しぶりに戻って自分の思っていたのとギャップあるのか」

トランペットの鶴田麻記さんはスマホの画面の小さい楽譜で演奏できるか心配しつつも、みんなで演奏できるのが楽しみだと話します。そして、ついに「ともに生きよう」収録の日がやってきました。

札幌交響楽団チェロ 小野木遼さん「ようやくちゃんと始まるのかな。あの楽譜からどんな音になるのかが楽しみ。この仕事が大ききな一歩になればいいな」

札幌交響楽団コンサートマスター 田島高宏さん「すごく楽しみです。配信で『ともに生きよう』を見てきたけど、だんだん自分の中に入ってくる感覚があって、本当にいい曲。みんなで歌いたい曲」


札幌交響楽団。五か月ぶりの本格的なオーケストラの演奏です。この日を待ち望んだ楽団員が奏でる楽器はどのような音を響かせるのでしょうか?その模様は、8月22日(土)午後4時からHBCテレビで放送される特別番組「交響曲第CUE番 ともに生きよう」でお伝えいたします。是非ご覧ください。

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