5/7(木)今日ドキッ!Line up

【4時特集】

新型コロナ禍…札幌市内の書店には、

感染症に関する本がズラリと並ぶ…。

緊急事態宣言の延長で、ますます大切になる「おうち時間

本と向き合ってみてはいかがでしょうか。


札幌在住の作家にして書評家、黒田信一さんが選んだ

今こそ読むべき5冊」を紹介します。


⁂1冊目【「AXアックス」伊坂幸太郎】

3年前に発表された傑作エンターテインメントが今年文庫化。

文房具メーカーの営業マン「兜(かぶと)」には、

家族も知らない秘密があった。 凄腕の殺し屋なのだ。

その彼がこの世で唯一恐れる存在…それは妻。

家族のために殺し屋家業から足を洗う決意をした兜は、

大きな賭けに出る…。

仕事(殺し)を終えて深夜に帰宅した兜は

「あるもの」を食べる。怖い妻はとっくに寝ている、

音を立てたら目を覚ましてしまう…恐妻家が選んだ食べ物とは…? 

スリリングなストーリーの中に、

殺し屋の切ない家族愛を描いた感動作。



⁂2冊目【「パニック」開高健】

ある町でネズミが大発生するが、

政治家も役人も自己保身に走るばかりで何もできない…

63年も前に書かれた作品は、

地位ある者たちの無能と愚かさを痛烈に風刺している。

新型コロナへの日本のリーダーたちの対応を

思い浮かべてしまう、今なお重い寓話。



⁂3冊目

【大人にも夢と勇気をくれる珠玉のコミック「宇宙兄弟」】

一途に夢を追った弟とは対照的に挫折の連続だった兄が、

仲間の支えでふたたび宇宙を目指す物語。

俺の敵は、だいたい、俺です。」など、

名台詞も多い人気作品だ。

「人類の英知を結集して新型コロナの脅威を乗り越えたい」

という希望を込めて選んだ本。



⁂4冊目【「アジアバカうまレシピ」黒田信一】

「ご飯は出てくるものだと思っていた」お父さんたちは、

料理を手伝うことで奥さんへの感謝を伝えてもらう。

また学校が休みの子供たちには、

この機会に料理の楽しさを知ってほしい。

黒田さんは小学生のときにお菓子作りをしてから料理に目覚め、

五十歳のときには外国にカフェを出した。

自身の経験から訴える…

どうせ家にこもるなら、料理をしよう!



⁂5冊目

北欧のデンマークに移住したイギリス人女性のエッセイ。

税金は高いが老後の心配はいらない福祉国家デンマークは、

「国民の幸福度」がトップクラス。

この国には、「ヒュッゲ」という言葉がある。

誰かと一緒に、家の中で、

      心も身体もリラックスした時間を過ごすこと

今回のコロナ禍…誰もが気づいたはずだ。

何気ない日常の暮らしがどれほど大切なものであったかを…。

皆さんの「おうち時間」の参考にしてください。

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