厳しい寒さも緩み、だんだんと春の訪れを感じるこの時期…。お家の汚れもすっきりきれいにして、新たな春を迎えてみませんか?長年落ちなかった油汚れも、びっしりとこびりついた鏡の水アカも!掃除のお悩みとはもうおさらば!すぐにでも真似したくなる、プロ直伝の掃除法をご紹介します。【第一弾】はプロ直伝の、頑固な油汚れの落とし方をご紹介します。
教えていただいたのは…お掃除スペシャリストの梅田朋恵さん。年間50件以上のお宅を掃除した経験から頑固な汚れを落とすことはもちろん、誰でも真似しやすい掃除方法で人気のお掃除のプロです。
今回は北海道札幌市内にお住まいの直美さんのお宅にご協力をいただきました。掃除のお悩みは…?
直美さん「洗剤は、重曹とかクエン酸を持っているが、どの洗剤を使ったらいいかわからない…」
ここで、洗剤の見極めポイント!油などのベタベタ汚れは「酸性」。カチカチ汚れは「アルカリ性」の汚れなので、その汚れを中和させることができる洗剤を選ぶのがポイントなんだとか。
そのため、酸性の汚れの場合はアルカリ性の洗剤を。アルカリ性の汚れの場合は酸性の洗剤を使って、化学反応を起こし、汚れを分解しましょう。
では、さっそくガスコンロのお掃除から!使用頻度が高く油汚れがたまりやすい場所ですよね。まずは、ビニール袋を二重にして取り外せる部品をすべて袋の中に入れます。ここで使う洗剤は…
油汚れは酸性なので、弱アルカリ性の「セスキ炭酸ソーダ」を使います。洗剤は粉末の方が、濃度調整がしやすいためオススメです。
…ということで、袋にセスキ炭酸ソーダを大さじ1杯強入れます。その後、袋全体に食器用洗剤をいきわたらせて、約50度のお湯の部品が浸るくらいまで入れます。最後に、温度が冷めないようにしっかりと空気を抜いて袋を縛ります。あとは時々袋を揺らしながら、洗剤をかき混ぜて様子を見ながら15分程度つけ置きをしておきましょう。
この間に、ガスコンロの天板部分の掃除も行いましょう!この時に便利なのが、デニム生地です。繊維が毛羽立ちにくく油汚れをしっかりキャッチできるアイテムです。天板のごみは、乾いたデニム生地でふき取ります。
細かい部分は、乾いたハブラシを使います!でも、ただのハブラシではなく、ひと手間加えた「曲がったハブラシ」を使うのがおすすめです。作り方は簡単。熱湯を耐熱容器に入れ、ハブラシを浸しながら底の角に沿って曲げます。最後に冷水で冷やすと、掃除にぴったり!細かい部分も掃除しやすい「曲がったハブラシ」の完成です。
そして、スプレーボトルに先ほどと同じく、セスキ炭酸ソーダと食器用洗剤、そしてお湯を溶かした洗剤を作り、天板に吹きかけていきます。
汚れが落ちづらい場所におすすめの道具が不織布スポンジです。食器洗い用のスポンジの上についているものもありますが、100円ショップやホームセンターなどでは、この不織布の部分だけのスポンジも販売されているんです。
これで、優しく円を描くようにこすりましょう。あまり落ちない時は、汚れ部分にドライヤーの熱風をかけると、汚れが浮きやすくなりますよ。
それでも落ちないときはキッチンペーパーを敷いて、その上に先ほどの洗剤を吹き付けてつけ置きしておくと、汚れが落ちやすくなるそうです。
袋に入れておいた部品も、スポンジやハブラシなどでこすって汚れを落とし、水洗いをして乾燥させます。天板部分を水拭きして、しっかりと洗剤を拭き取り、乾いた部品をもとに戻せば、お掃除完了!
きれいなガスコンロになるとまた、料理も一段と気持ちよくできますよね!油汚れにはセスキ炭酸ソーダと覚えておいてください!
第二弾は、お部屋のカビをきれいに落とすやり方をご紹介。
第三弾は、頑固な水アカの落とし方をご紹介します。
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