元祖スーパーフード”納豆”の秘密【後編】

日本が誇る伝統食のひとつ、“納豆”。大豆が原料の発酵食品で、そのねばねばパワーで日本の“元祖スーパーフード”との呼び声も。その驚くべき栄養パワーとは?今こそ注目!納豆パワーの魅力に迫ります!【後編】では、納豆の食べるタイミングや、食べ方、納豆レシピもご紹介します!納豆の栄養素について詳しく知りたい方は、【前編】をご覧ください!

そもそも納豆って、食べる時間によって栄養効果は変わるのでしょうか。食品機能学が専門の荒川義人先生に聞いてみました。

荒川義人先生「一時期、夜食べたほうがいいという噂が流れたことがありますが、それにこだわらず、朝昼夜いつ食べても栄養効果に大きな差はありません。まとめて食べるよりはコンスタントに食べつづけたほうが良いですね」

ちなみに、納豆は加熱しても栄養効果はあるのでしょうか?

荒川義人先生「元々大豆はあまり消化が良くないのですが、納豆を作るときに蒸すことで消化が良くなります。さらに加熱すると、消化が良くなることもあります。加熱して食べるのもよしだと思います。加熱して納豆の持っている栄養パワーを生かすことができます」

それではここで、【前編】からも続けてきました納豆クイズ第4問です!

「納豆を混ぜると栄養価は…」Aあがる B下がる

正解は…B下がる です。

荒川義人先生「ねばねば成分は、ポリグルタミン酸という成分なんですが、これ自体がカルシウムの吸収を助けることがわかっています。ただ、混ぜることによって、それが切れるんです。切れることで、グルタミン酸というアミノ酸(うまみ成分)ができるので、うまみが増えおいしくなります。一方でポリグルタミン酸の働きは下がるかもしれません。そのため、カルシウムの吸収を助ける働きが減ってしまうんです」

ただ、納豆にはもともとポリグルタミン酸がたくさん入っているため、混ぜてもゼロになるということは無いそうなので、うまみと栄養価とのバランスをとって、50回~100回程度混ぜるのがおすすめだそうです。

低価格で栄養たっぷりの納豆。しかし、いつもご飯にのせて食べるばかりだと、その味に飽きてしまうことも…そこで、納豆を手軽においしく食べられるアレンジレシピを、発酵調味研究科の筒渕信子さんに教えてもらいました。

まず1品目は「納豆キムチラーメン」です。

【材料】(1人前)

・麺…1玉

・豚バラ肉…50g

・タマネギ…1/2個

・みそ…大さじ2

・キムチ…100g

・納豆…1パック

① まずはフライパンにごま油をひき、タマネギ・豚肉を炒めます。

② お好みの量で、キムチを加えて炒めましょう。

③全体に火が通ったら、水300mlを加えます。

④そこにみそを加えて溶かします。

⑤強火で軽く煮立たせたらスープは完成です。

⑥別の鍋で麺をゆでます。

⑦器に麺を盛り、先ほどのスープ、そして納豆1パックの順番でのせます。

⑧お好みで、長ネギやトウガラシをトッピングしたら「納豆キムチラーメン」の完成です。納豆と、キムチ二つの発酵パワーで、おなかにもとっても優しいラーメンに仕上がりますよ!

2品目は「納豆お好み焼き」です。

【材料】(1枚分)

・万能ネギ…2本

・小麦粉…50g

・キャベツ…100g

・卵…1個

・豚バラ肉…50g

・長イモ…50g

・納豆…1パック

①まずはボウルに水100mlと、小麦粉を入れ滑らかになるまで混ぜます。

②すりおろした長イモと卵、万能ネギ、キャベツを入れて、ざっくりと混ぜます。

③さらにここに、納豆を入れ全体を混ぜます。これで生地は完成です。

④温めたフライパンに油をひいて、生地を流し入れます。

⑤生地の上に、豚バラ肉をのせて、およそ3分焼きます。

⑥ひっくり返して、今度は裏面を5分ほどしっかり焼きます。

⑦最後にもう一度ひっくり返して、お好みで中濃ソースやマヨネーズ、青のり、かつお節で味付けして完成です!

注目の納豆パワーで、健康長寿を目指してみてはいかがでしょうか。

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