感染拡大する新型コロナウイルスの対策を専門家が徹底解説!

新型コロナウイルスの感染拡大が懸念されていますが、今回は『ウイルス対策』をテーマに、正しい予防法や意外な対策法を専門家が徹底解説します。

早速問題です。

「マスクは洗剤で洗えば再利用できる」ウソ?それとも本当?

正解は「本当」!物理的には、石鹸や洗濯洗剤でしっかり洗って乾かせば、再利用できます。ただし、マスクを洗った後は必ず手洗いしてください。マスクを洗っているうちに手から接触感染の危険があり、慎重に作業をする必要があります。

実はこのマスクですが、ウイルス対策にはならないんです。顔の横や鼻の横に隙間ができ、そこからウイルスが入ってくるため、残念ながら『自分が感染しないための』予防にはなりません。一方で、自分が感染した場合に、人にうつさない効果はあります。

新型コロナウイルスの初期症状は風邪と同じで、咳や鼻水たんなどが出て発熱しますが、程度はまちまちです。普通の風邪のように軽症で済む場合が多いですが、重症のケースでは発症から1週間くらいで肺炎を引き起こし、死に至る場合もあります。ワクチン完成まではおよそ2年はかかると思われます。

第2問。

「ウイルスは体の外で最長どのくらい生きるでしょうか?」

A 約5時間 B 約12時間 C 約1日

さあ、どれでしょうか?

正解はC!およそ1日生き続けます。身の回りにあるものでウイルスが特に長生きする場所は、ドアノブやエレベーターのボタン、自動販売機のボタン、つり革など、表面がスベスベしたものです。こういう場所にウイルスがつくと、およそ1日生き続けます。はっきりした理由はまだ判明していないのですが、どうやらツルツルした場所だと、ウイルスが活発になる傾向があるようです。ちなみにウイルスが服についた場合の寿命は、数時間です。

およそ1日生き続けるウイルスですから対策や予防が大切。1にも2にも『正しい手洗い』が重要です。良く泡立てた石鹸で手全体を洗ってください。手の甲も、指の間、親指も忘れずに。そして手を30秒以上洗うのがポイントです。30秒以上洗って、やっとウイルスが落ちると言われています。ちなみにアルコール消毒は15秒以上かけて手全体に馴染ませるのがポイントです。あとは、なるべく人混みは意識して避け、仮に行ったとしても、帰宅後すぐ手洗いをする習慣をつけましょう。

最後はこちらの質問。

「コートなど衣類についたウイルスは、ブラシや手などではたき落とせる」ウソ?それとも本当?

正解は、「本当」です。ウイルスは非常に細かいものですが、はたき落とせます。ブラシでも、手でほろっても良いです。ただ、家の中でほろうと床につく恐れもありますので、家の外ではたき落としてください。一番大事なのは、すぐ手洗いをする事。ほろった時に手にウイルスがつく可能性がありますから、必ず手を洗ってくださいね。


解説してくれたのは、札幌医科大学で細胞生理学が専門の當瀬規嗣教授でした。

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