シリーズ老舗の味・100年続く洋食店の絶品ビーフシチュー

人々の思い出に残る店、人々に長く愛されるお店、それを老舗と呼びます。誰もが知る老舗の誰も知らない裏側を生中継でご紹介しました。
今回は、北海道苫小牧市の老舗です。JR苫小牧駅から歩いて10分の場所にある「第一洋食店」。1919年、苫小牧で初めての洋食店として開業しました。100年以上続く名店です。
なんとも落ち着くレトロな店内の雰囲気…。内装にもレンガ、天井にはシャンデリア、BGMは店主お気に入りのオペラがかかっています。昭和20年代から使われているテーブルやイスもあり、歴史の重みを感じます。
3代目店主の山下明さんです。山下さんのおじいさまが店を創業しました。
開業当初から続く看板メニューがこちらの「ビーフシチュー」(2200円)。コクがあって濃厚…なのになぜかあっさり。しつこさがまるでないのに肉の旨味がこれでもかというほど溶け込んでいます。酸味、甘み、そしてちょっとの苦味。お肉もホロホロで柔らかい。実に味わい深い洗練された大人のビーフシチューです。
大正時代から100年続くビーフシチュー。その伝統の味を支えているのは、ベースとなるデミグラスソースでした。肉汁、赤ワイン、小麦粉…この他さまざまな材料から作る秘伝のソースです。途中、店が焼ける大火などもありましたが、継ぎ足し継ぎ足しで3代に渡って守り続けてきた、お店にとって大事な宝。山下さんにしか出せない味です。
その秘伝のデミグラスソースをたっぷりかけた「ミートコロッケ」もまた伝統の味。じゃがいもを使わず、柔らかく煮た牛肉とロースハム、肉の煮汁、バター、小麦粉で作ります。明治半ばより前に、西洋から日本に伝わった、当初のコロッケの姿とも言われています。贅沢な洋風のコロッケで、パテのようにねっとり、トロッとした食感と肉のうま味が美味しかったです。
わたくし堀内も、100年続く味を堪能させていただきました。ご馳走さまでした!老舗の味、皆さんもぜひ!

場所…北海道苫小牧市錦町1丁目

Tel…0144-34-7337

営業…午前11時半~午後3時(土日祝は正午~)、午後5時~午後9時


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