この時期気になる「正しい冬のお肌ケア」って?

暖房による乾燥に、雪の照り返しによる紫外線。冬はお肌のトラブルに要注意の季節です。そこで今回のテーマは、冬の正しいお肌ケア!正しくケアして素敵なお肌を保ちましょう。

早速問題です。「紫外線による肌のダメージ対策にいいのは…Aそば Bうどん」どちらでしょうか?

正解は…Aの『そば』。そばは紫外線対策にいいとされています。紫外線を浴びると『活性酸素』が発生して皮膚の脂質が酸化し、肌の老化に繋がります。簡単に言えば肌がさびるイメージです。この『活性酸素』を除去してくれるのが、抗酸化力を持つ成分。なかでも、抗酸化力が高いとされているのがポリフェノールです。

そばには、そのポリフェノールが含まれているので紫外線対策になるのです。そばにはルチンという成分が含まれるというのが有名かもしれませんが、実はこのルチンはポリフェノールの1種で紫外線対策にうってつけの食べ物になるということなんです。

ちなみに、ポリフェノールは、ワイン、コーヒー、緑茶、タマネギなどにも多く含まれますので、美味しく食べて紫外線対策をしてみてはいかがでしょうか。

つづいての問題です。「保湿クリームを塗るのに、一番いいタイミングは入浴後である」ウソ?本当?

正解は…ウソです!ドラマなどで“入浴後”というイメージがあるかもしれませんが、最新の研究結果では、どの時間帯にどのタイミングで塗っても効果は変わらないと報告されているんです。勿論、タイミングだけではなく、塗り方も大切。一番効果的な塗り方は、保湿クリームがよりお肌に浸透しやすくなる、「横方向塗り」です。皮膚のシワに沿って塗り込みましょう。いわゆる“くるくる塗り”は効果減なのでお気をつけください。ちなみに、手の甲や腕、足なども、横方向塗りが一番効果的ですよ。

次の問題はこちら「冬のスポーツやお出かけ前に保湿クリームをたっぷり塗ると日焼けしにくい」ウソ?本当?

正解は…ウソです!もちろん肌の保湿は大切な事なのですが、冬のスポーツやお出かけ前に保湿クリームをたっぷり塗るのは、実は残念な行為。そもそも皮膚にはバリア機能があり、ある程度は紫外線を反射するのですが、油分が多く含まれた保湿クリームをたっぷり塗りすぎると、皮膚の紫外線の反射率が低下して、多くの紫外線がお肌に入ってしまいます。保湿クリームは、なるべく薄く塗るのがポイントです。

最後の問題はこちら。「保湿のため、肌にサラダ油を塗ってもいい」ウソ?本当?

正解は、本当です!そもそもサラダ油は調理用ですから、目的は違いますので薦めているわけではありませんが、サラダ油の脂の成分により保湿もできるというワケです。他にも、オリーブオイルや、なたね油、米油、ごま油なども同じように保湿効果があります。(オリーブオイルなどはかなりベトベトするので使い心地は、イマイチかもしれませんが…)

保湿は年中必要なもの。乾燥する秋・冬は油分を多く含んだ軟膏やクリームが適していますが、春・夏は、さっぱりしたローションが適しているので、季節に合わせて使い分けするのも大切です。この冬のお肌ケアの参考にしてみてはいかがですか?


解説してくれたのは、“お肌ケアのプロ”札幌皮膚科クリニック安部正敏院長でした。

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