小学校の先生がプロバレーボーラー!?サフィルヴァ北海道を密着!

1部から3部まであるプロバレーボール男子。2019シーズンから、V3に参戦した札幌のチーム「サフィルヴァ北海道」を取材しました。選手はそれぞれ、もう一つの顔を持っているちょっと特殊なチームなんです。

札幌の小学校で教える青島賢司先生。こどもたちに人気があるみたいですが、実はもう一つの顔を持っているんです。

それはプロバレーボールのキャプテン!青島先生が所属しているのはプロバレーボール、「Vリーグ」の3部、通称V3に2019年初めて参戦した、札幌の“サフィルヴァ北海道”です。2016年にスタートした、社会人と学生からなるチーム、サフィルヴァ北海道。2018年、Vリーグへの参入が認められました。札幌からプロバレチームが誕生したのにはバレー指導者たちの強い思いがありました。

サフィルヴァ北海道・辻井淳一部長「子どもたちが夢を追える環境が北海道にはなかなかなかったと思う。札幌でプロのチームができたらいいのかなと、ずっと思っていた。ジュニアの選手たちもトップ選手に憧れながら北海道、地場でバレーに専念でき、夢を追いかけられると思う」

小学5年生からバレーを続ける青島さん。小学校の先生になってからも、生涯スポーツとしてバレーを続けて来ました。しかし2018年、転機が訪れます。

青島賢司さん「Vリーグは自分とは別の世界だと思って、趣味程度に大学卒業してからやっていたので、まさかこういうチャンスが来ると思っていなかったし、ましてや働きながらこういうところに挑戦できる時が来るというのは、考えたこともなかった。挑戦させてもらえるのは凄く幸せだと思う」

厚別北小学校・勝原竹美教頭「仕事はしっかり誠実に頑張ってもらっているので、夢に向かって、できる限り頑張ってもらえればなと思う。青島先生の選手としての活動が、先生という仕事に活きてくれればと思い応援している」

選手全員が学生や他の職業を持つサフィルヴァ。平日の練習は午後8時から始まります。札幌出身の笠原選手は、平日はコーヒー会社の営業マンです。

笠原佑斗さん「仕事が終わってからの練習なので、体的にはきついといえばきついけど、いい意味で『仕事終わったらバレー』『またあしたから切り替えて仕事』というのは、そんなに苦ではない。勝つことも目的だが、楽しむことも大事。自分たちも楽しくてバレーをやっているので、楽しむことも大事」

そして迎えた11月23日、プロ初戦の日です。対戦相手は遠い奈良のチーム。二日かけて敵地に乗り込みます。

山口拓馬さん「初参戦らしく、フレッシュさを見せて元気なバレーボールを見せられたらなと思います」 

迎えた初戦。試合は1セット25点の5セットマッチです。サフィルヴァは第1セットを接戦で落としてしまいますが、続く第2セット。3点リードで迎えた終盤、コーヒー営業・笠原の連続ブロックポイントで流れを作ります。最後は青島のサーブから、こちらも会社員・小林のアタックで決めて、第2セットを取り、セットカウント1対1とします。

そして第3第4セットはお互いに取り合い、試合は最終第5セットにもつれ込みます。15点勝負の最終セットも壮絶な戦いに。

終盤、12対13でリードされたサフィルヴァ。あと2点取られると負けてしまいます。

ここで、小学校の先生でキャプテンの青島登場も…ポイントならず。このままサフィルヴァは僅か3点差で初戦を落としました。

青島さん「相手はVリーグの格上チームということもあり、こちらのアタックも拾ってなかなかボールが落ちないチームだった。こちらも拾い負けなかったりだとか、何回も攻めていかないと厳しい世界だなと感じたので、そこはまた明日負けないように頑張りたい」

渡邉孝監督「惜しいところでの敗退だった。全般的には悪くはない。練習時間よりも今回の試合の方が長い。普段の練習時間が短いものだから。このチームは公式戦の試合を通じて、少しづつ強くなっていくチームなので期待できます」

サフィルヴァという言葉の中には、ポルトガル語の「挑戦」と言う意味も含まれています。青島先生たちの挑戦が始まりました。


サフィルヴァ北海道のHPはこちら


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