”読書通帳”に”カプセル払い”の無人古本屋!?進化する本の世界とは。

10月に入り、一気に秋めいてきたきょうこの頃。食欲や運動の秋もいいですが、

きょうは、読書の秋にぴったりの話題をお届けします。

この通帳。一見すると、普通の貯金通帳のようですが…

実は貯まるのはお金ではなく読んだ本の名前!その名も「読書通帳」です!

子どもたちにたくさん本を読んでほしいと、

北海道にある新十津川町の図書館で2年前から導入されました。

マチに住む、311人の小中学生には、全員無料で配られているんです!

借りたい本をカウンターに持っていき、

このピンクの機械の、真ん中あたりにあるくぼみに通帳を入れると、借りた本が記録される仕組みです!まさに「読書貯金」!

子どもたちは、なかなか銀行で記帳する機会もないでしょうから、大人気分も味わえてワクワクしそうですね。

新十津川町では、読書通帳の導入費用に約400万円、維持に毎年約30万円かかっていますが、ターゲットである子どもたちへの貸し出し数は、着実に伸びているそうです。

1冊の通帳には、216冊分が印字でき、全て埋めると図書館からメダルと賞状が貰えます!

通帳に貯まる喜びと、借りた本が記録される利便性が相まって、大人にも人気なんだとか!

新十津川町を含め、北海道内では3分の1にあたる、60の市町村が「本屋さんがないマチ」。

こうした図書館での取り組みで子どもたちが少しでも本と触れ合える機会を作ろうと自治体も模索しています。

一方、帯広では、”子どもたちが気軽に買える”をコンセプトにした古本屋がオープン!

その名も、「馬酔本(うま、ほんによう)」。

店内には店主の私物や、知人から譲り受けた600冊が並びます。

このお店、何が特徴かというと…実は店員さんがいない無人の古本屋さんなんです!

さらに、支払いもとってもユニークな方法で行います。

ガチャガチャ回すとおもちゃが出てくる、あの”カプセル”です!

本の価格は200円~600円。

カプセルトイは200円と300円の2種類あり、本の価格に合わせて組み合わせて支払います。

カプセルの中には、本を入れて持ち帰るための紙袋が!

店内には、お札しかない人が困らないようにと、自動販売機も置いていますよ。

徹底的な無人経営のポイントです。

実は店主の平野雄士さんの本業は塾の先生。

塾の建物の空きスペースで始めた古本屋を、いかに息長く続けていくかを考えたとき、

無人でも会計ができる、カプセルに行き着いたそうです。

本の買取もしていて、今後は1000冊以上に増やすのが目標です。

ネットで簡単に本が買える時代ではありますが、リアルな店舗で平積みされた本との一期一会も、本を買う醍醐味。

マチに本屋さんがなくても、子どもたちが本を楽しめる空間を作り出す…。

本の世界は今、時代に合わせて進化し続けています。



「新十津川町図書館」

住所… 北海道樺戸郡新十津川町字中央535-1

Tel...0125-76-3746

時間...…火曜日~土曜日(午前10時~午後6時)

      日曜日(午前10時~午後5時)

休館日...月曜日と祝日

    月末整理日(土・日と重なる場合はその前の金曜日)

       年末年始

    特別整理期間(館長の指定日)


「馬酔本(うま、ほんによう)」

住所…北海道帯広市西2条南19丁目11-1 学理舎1階車庫

時間…午前中~午後10時頃(早ければ午後8時頃に閉まるので注意!)不定休

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